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ほのかの短期入所は、月に数回の定期利用から、急な用事に備えた“お守りがわり”の利用まで、柔軟な相談が可能。日中の支援を知るスタッフとの連携により、初めての宿泊でも安心して過ごせる環境が整っています。朝は7時の朝食に合わせて起床し、夜はみんなでご飯を食べたあと自由時間を過ごし、21時に消灯。学校がない週末などは、日中もゆったりと過ごせる第2の居場所として活用されています。
令和4年に開所したばかりの短期入所施設「ほのか」は、まだ新しく清潔感のある環境が整っています。広々としたつくりと木のぬくもりを感じる内装は、まるで自宅のようなリラックス空間。放課後等デイサービスの終わりに徒歩数十秒で移動できるため、外部との接触も少なく、環境の変化が苦手な子どもにも安心です。リビングでは、他の利用者と一緒に晩ご飯を囲むなど“第2の家”として、自然な生活の延長線にある支援を提供しています。
短期入所では、日中だけの関わりでは見えにくい“その子のもう一つの顔”を知ることができます。夜の方が落ち着いて過ごせる子もいれば、一人で過ごす中で自主的に洗濯機を回したり、食器を片づけたりと、新たな一面が見えることも。短期入所と日中の支援が密に連携されているからこそ、その子の本来の力や性格を多面的に理解し、より丁寧な支援へとつなげることができます。
短期入所の時間は、日中とは違う子どもたちの姿を知る貴重な機会です。同じ敷地内に日中の支援もあるからこそ、継続的につながる安心感とともに、一人ひとりに寄り添った支援ができると考えています。特別なことはなくても、ここに来ればホッとできる。そんな場所として、日常の延長にある“暮らし”を大切にしています。