ぷくぷくは、小児に特化した訪問看護ステーションです。利用者には医療的ケア児・重症心身障害児のお子さんが多いため、お子さんを介護するご家族の健康も考えた看護をしています。 たとえば医療的ケアが多いお子さんのご家庭には最大3時間の訪問を行うことで、ご家族が休息をとったり外出したりできるように調整することもあります。支援を使ったとしても、1日の中でご家族がケアをする時間のほうが圧倒的に長いです。私たちが訪問している時だけはリラックスして過ごせるよう、また、私たちが帰った後のご家族の負担が少しでも軽減できるように、訪問時間内にできることを最大限するようにしています。 緊張の強い方や、少し大きくなられた方の入浴は、訪問スタッフが水着着用で抱っこして一緒に浴槽に入りますので、安全且つ、ゆっくりとリラックスして温まることができます。
訪問看護ステーションぷくぷくでは、利用者の体のケアと同じくらい介護者の心のケアも大切にしています。利用者の体だけでなく介護者の心も整って初めてご家族が健康に過ごせると考えているためです。お子さんと親御さんにとって今が健康に過ごせる状態なのかをコミュニケーションの中で把握し、状態に合わせたケアを提案します。 もしも親御さんがSOSを出したいと思った時に遠慮なく連絡いただけるような関係性を目指し、普段からコミュニケーションをとても大事にしています。
利用者とのコミュニケーションはLINEでも可能です。体調不良時など利用日のキャンセルや変更の連絡も24時間LINEですることができます。(※緊急性の低いものについては、営業時間内でのご返信となる場合があります) また、訪問看護の利用に関することだけでなく、日常についての相談も歓迎!ご家族のことや日常のケアのことなど、誰かに話したいけど話し相手がいない、というときにもお気軽にご連絡ください。お話を丁寧に聞くことはもちろん、看護師としての知識が役に立つと判断する時にはさまざまな提案をすることもできます。解決策を一緒に考えることもできるので、ぜひ頼ってほしいです。
医療的ケア児・者や重症心身障害児・者の中には、外出が難しかったり通う先がない方もいます。またご家族も日常生活で精一杯で、なかなかイベントごとの企画や用意まで手が回らないことも。そこでぷくぷくでは、ハロウィンやクリスマスなど、季節ごとのイベントを訪問時に楽しめるよう準備や実行までご家族と一緒に行います。 ハロウィンには仮装を用意したり、クリスマスには一緒にハンドベルをしたりと、利用者とご家族が楽しんでもらえるようにスタッフ全員で考え季節ごとのイベントを一緒に楽しみます。
兵庫県神戸市にある訪問看護ステーション「ぷくぷく」は、乳幼児や小児、重症心身障害児・者のケアに特化した訪問看護ステーションです。NICU/GCU退院時や安定的に通所することが難しい乳幼児、医療的ケア児・者とそのご家族に徹底的に寄り添うことを大切に、お子さんと親御さんの体と心のケアを行うことで、日常生活の困難が少しでも減るような関わりをしています。