ポップアップ向山校

支援のポイント・こだわり

子どもを真ん中に、学校・家庭をつなぐ支援

ポップアップ保育所等訪問支援は、園や学校での集団生活に困りごとを抱える子どもたちをサポートするサービスです。現場に訪問して子どもの様子を観察し、その情報をもとに支援方法を考え、関係機関と共有。子どもを中心に、家庭・通所施設・学校・相談支援など、多様な立場が連携できるよう“情報のハブ”として機能しています。特性を理解し、生きやすさを共に考える、丁寧な支援がここにあります。

学校訪問×記録共有で“見えにくい困りごと”を可視化

訪問支援員は学校・園を実際に訪れ、授業や活動の様子を観察。表面的には見えにくい困り感を丁寧に記録し、報告書としてまとめます。この記録はクラウドサービスを活用して、保護者や通所施設、学校の先生、相談支援専門員とリアルタイムで共有されます。月1回の定期更新により、関係者全員が「今のその子の状態」を共通認識として持つことができ、支援の質が格段に高まります。

放課後等デイとの連携で支援に一貫性を

ポップアップの放課後等デイと訪問支援が連携していることで、学校でのつまずきを放課後の支援にも反映できます。たとえば「集団活動が苦手」という困り感があれば、事業所側でのグループ支援でも意識的な対応ができ、次に学校で再び同様の場面があった際に変化が見られる…という“循環型支援”が可能に。点ではなく線でつながる支援を大切にしています。

施設コメント

家庭での不安や学校とのやりとりに悩みを抱えがちな保護者にとっても、訪問支援は大きな安心材料です。「先生はうちの子を理解してくれているだろうか」「学校での様子が見えにくい」という不安に対し、客観的な記録をもとにしたフィードバックが定期的に届きます。保護者・学校・事業所が“共通の地図”を持つことで、孤立感がやわらぎ、子どもをめぐる支援が温かく力強いものへと変わっていきます。

１日の流れ