療育室つばさ

支援のポイント・こだわり

完全個別対応

療育室つばさでは、お子様おひとりに職員が必ず1名付く個別対応を徹底しています。同じ重症心身障がい児でも、運動・認知機能には組み合わせも差も違います。反応が乏しいお子様でも、じっくりと時間を掛けて関わることで、意思や感情を引き出していきます。また、保護者様をはじめとしたご家族様のご意向も尊重出来る体制ですので、職員と外食をすることや、単独で電車やバスを使った外出。買い物がいつでも出来ます。

地域で子育て

障がいのある子もない子も一緒に遊ぶ「統合保育」をはじめ、地域住民や他機関との交流が盛んです。重症心身障がい児や医療的ケア児は「子どもは子どもの中で育つ」という環境から掛け離れた生活実態であることが多く、育てる環境が得られにくい。近隣の保育園や児童館、店舗の皆さんは療育室つばさの存在と、利用する子どもたちの特徴を知っているため、日常的に空間を共有することが出来ています。

家族支援

ご家庭ごとに抱えるお悩みを解決するために、年に1回親子交流会を開催しています。保護者様同士で、日々の悩み事や出来事を共有して頂いています。その他、交流会にはご家族だけでは実現出来ないアクティビティを提供出来る機会にもなっています。また、ご兄妹の交流の場としても役割を果たしています。

音楽療法

月に2回、外部から音楽療法士を派遣して頂き、45分間の音楽療法を実施しています。歌に合わせて数や言葉を覚えるというよりも、複数人で身体を動かすことで手足の動作や表情を作ることにより大きな動機が生まれるようなリハビリ的な要素が強いと言えます。定期利用のお子さんについては、2ヶ月に1回は実施できるよう曜日を調整しています。

施設コメント

2016年に建設した児童福祉施設「FLAP-YARD」にて、療育室つばさ（児童発達支援＆放課後等デイサービス）、相談室とまりぎ（障がい児相談支援）、訪問室JUMP（居宅介護＆移動支援）を展開しています。障がいの有無に関わらず、全ての子どもに平等な発達の機会を与えられる社会を。ご家族が休息を取ること、精神的ケアを受けること、就労することの自由が約束された社会をつくることを理念に掲げ、0～18歳の重症心身障がい児とその家族を対象に支援活動を実践しています。 運営：社会福祉法人Social Development Japan

１日の流れ