「ほのか」は、放課後等デイサービスのために設計された建物です。大きな窓から光が差し込む明るい空間、広々としたつくりとバリアフリー設計が特徴です。木のぬくもりを感じるインテリアは、まるで“もうひとつの家”のような安心感。完全個室や仕切り付きのスペースもあり、感覚過敏な子どもがクールダウンできる環境も整っています。一人ひとりの気持ちに寄り添い、安心して自分らしく過ごせる居場所を目指しています。
敷地内には短期入所やグループホーム、生活介護の施設も併設しています。子ども時代から継続して利用できる環境が整っており、将来の選択肢としても視野に入れやすい支援体制です。生活介護の利用者に卒業生がいるなど、子ども時代のつながりがそのまま大人の支援にも生かされています。「今だけで終わらない」支援のあり方が、保護者にとっても心強いポイントです。
子どもたちは、園庭にあるブランコや鉄棒、砂場などの遊具で、思い切り身体を動かしながら友達との関わりを深めています。広々とした敷地と自然に囲まれた環境は、周囲を気にせずのびのび過ごせる安心感が魅力。遊具遊びでは順番を待ったり、譲り合ったりと、日常の中で自然と社会性が身についていきます。職員は必要な場面のみ介入するスタイルで、子どもたち自身が考えながら関係を築いていく力を大切に育みます。
「ほのか」は、子どもたちがほっと安心できる“もうひとつのおうち”のような場所でありたいと思っています。放課後等デイサービスを卒業しても、同じ敷地内のサービスへ自然に移行できる環境があるからこそ、成長に寄り添いながら長く関われるのが私たちの強みです。どんなときも、変わらない顔ぶれと場所がそばにある―そんな安心を届けていけたらと願っています。