ポップアップ向山校

支援のポイント・こだわり

「できる」の土台をつくる、やさしく確かな学びの場

ポップアップは、小学校低学年〜中学年の子どもたちが「学びの基礎力」を身につけるための通所支援施設です。机に向かう・話を聞く・整理整頓する――こうした基本的な生活習慣や学習姿勢を、一つずつ丁寧に育てていくことを大切にしています。将来的により専門的な支援が受けられるアンドアップへのステップにもなりうる、大切な“基礎づくりの場所”です。

読み聞かせを通じて「聞く力」「考える力」を育む

毎日の読み聞かせでは、ただ聞くだけでなく、その内容に関する問題に取り組み、発表・共有する時間も設けています。内容理解から心情理解までを含む3問構成のワークシートを活用し、読解力と思考力の土台を築きます。取り組みの成果は「ツリーカード」に記録され、頑張りが“見える化”されることで、子どもたちのやる気と達成感を育てます。

創作・ビジョントレーニングで広がる感性と身体感覚

はさみやのりを使った創作活動では、季節感や自由な発想を大切にしながら、指先の巧緻性や集中力を高めていきます。また、毎日の「ビジョントレーニング」では、見る力・書く力・手の動きの連動を育むプリント教材を使用。毎週継続することで、取り組み時間や正確さが明確に向上し、子どもたち自身も自分の成長を実感することができます。

施設コメント

ポップアップでは、まず「机に座る」「話を聞く」「必要な物を出す」といった学びの基本動作を支援します。個別の学習机を完備し、道具箱も用意されており、子どもたちが自分で学習の準備・整理整頓ができるよう指導します。時間割を導入し、「授業の時間」「休み時間」といったメリハリある活動を通じて、学校生活にスムーズにつながる力を身につけます。